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    福島県の重要文化財建造物      2017-12-18 現在
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特徴等
熊野神社は、平安時代後半に熊野三社を勧請して創建されたと伝えられる古社である。長床(ながとこ)(修驗道で用いる言葉で、機能は拝殿とほゞ同じ)は鎌倉時代初期の建築と推定されており、44本の柱が5列に並び、壁のない吹き抜け構造になっている。建物は慶長16年(1611)の大地震で倒壊したあと、同19年に旧材を用いて再建されたが、傷みがひどいため、昭和46年(1971)から49年にかけて解体修理を行い、創建当時の姿に復元された。
参考資料:現地の説明板(喜多方市教育委員会)/国指定文化財等DB(文化庁)/福島教育情報データベースHP(福島県教育委員会)
2006-3-11
     
     
       
       
熊野神社長床 (撮影:2006-3) 熊野神社長床 (撮影:2006-3)
熊野神社長床 (撮影:2006-3) 熊野神社長床 (撮影:2006-3)
番号・名称 年 代   構造等
25 熊野神社
長床
鎌倉前期
(1185-1274)
桁行九間、梁間四間、一重、寄棟造、茅葺